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岡本太郎と大阪万博

2019.11.22お出かけ


こんにちは、ナマイです。





先日は大阪に行き、万博記念公園を訪れました。万博記念公園は名の通り1970年に大阪万博が行われた場所です。





行った目的は太陽の塔、昨日のブログにその様子は書きました^_^









この太陽の塔を作ったのが芸術家、岡本太郎です。私より上の世代の人はみんな知ってますよね?子供の頃「芸術は爆発だ!」と言うのをTVでやってたのを憶えています。若い世代の人はきっと知らないでしょうね〜^_^





そんな大阪万博のシンボルである太陽の塔を作った岡本太郎は実は反万博だったんです。





人類の進歩をテーマにした大阪万博に岡本太郎は異論がありました。





人類の進歩って、人類は進歩しているのか?人類が進歩しているなら4000年前に作られたピラミッドを超えるものは現在の人間に創れるのか?





まさに芸術家としての発想ですね。物やテクノロジーは進歩しているが人間が作った物は果たして進歩しているのか?





確かに、ナスカの地上絵しかり、チェチェン・イッツァしかり、現代の人間がそれを超えるものは作ってないですよね。例えば、1000年後に東京のシンボルであるスカイツリーが残っているかと言ったら、きっと無いでしょう。
でも、ピラミッドは残ってると思う。





そう言った意味で人類の進歩に対して疑問を持ってた岡本太郎の言う事は「なるほど!」と思ってしまいます。









そんな岡本太郎がなぜ大阪万博のシンボルを作ったのか?当初大阪府から製作を打診された岡本太郎の事務所は製作を反対していたそうです。





そんなものを作っても芸術家として得はしない、損するだけ、と。





今の世もそうですが何をやっても反対意見や上から目線で批評、批判をする人がいるんですよね、特に芸術という分野はそうで後年にならないと価値が理解されないものが多い物です。





そんな理由で岡本太郎の関係者はこぞって反対だったそうです。





ですが、そこは芸術家、みんなが出来ない、やめた方が良いというもの程、チャレンジしてやろう、やってやろうじゃないか!ってなるんですね〜。心意気がカッコイイですね^_^









そうして制作に至った訳です。少なくとも岡本太郎の太陽の塔は半世紀が経とうとしている今も「凄い存在感」です。









今週の土日も予約が埋まりつつあります。ネット予約は上のreservationから、電話予約は03-5284-8672、よろしくお願いします。


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