こんにちは、ナマイです。剱岳登山ブログです。剣沢でキャンプして剱岳を目指します。

夜は雨と強風、飛ばされるんじゃあないかと何度かテントのペグを直して寝ました。天気予報も曇り時々雨と芳しくなく「大丈夫かなぁ〜」と思いながら3時に起きました。

雲がかかりながらもちょっと星が見えます。でも剱岳は雲の中。4時にテント場を出ました。

ヘッドライトで照らしながら歩いていきます。途中までは前日に散歩がてら下調べをしました。歩いていると急にバサバサーッって音がしたと思ったら「クークー」と雷鳥の鳴き声。

見ると岩場に小さな雷鳥が。

どうやら親子で私にビックリした(こちらもビックリ)母雷鳥が飛び立ち、子雷鳥が母を探す様に「クークー」と鳴いています。こんな明け方にビックリしたでしょうね〜。今日も雷鳥が見れてラッキーです、これまた幸先が良い。

剱岳の山頂にはまだ雲がかかっていますが、今までの経験上気温が上がるにつれ雲が取れる感じです。

ガレた登山道を登っていくと最初の鎖場が出てきました。

この位の斜面は鎖を頼らずに登った方が楽なのでしっかり岩をホールドして登ります。

剱岳に行くには、一服剱、前剱と二つのピークを超えていきます。ちょうど一服剱でご来光でした。

朝日は気持ち良いですね〜。

剱岳もカッコイイですがここから見る前剱もカッコイイです。

刻一刻とかわる光が作り出す景色は飽きないのですが一服剱を後にします。ここから一度下り、前剱へと登り返します。

朝露と朝日に照らされたチングルマの綿毛。

前剱登頂です。奥に見えるのが剱岳。

前剱からはいよいよ本格的に剱岳の登りです。両脇が崖の細い岩の上を歩き、

梯子を渡り、崖をトラバース。落ちたらもちろん助かりません。気休めにヘルメットをつけていますが、ヘルメットでどうにかなる高さではなくヘルメットの役目は小さい落石の防御です。

そしてこの鎖場を下ると向こうには最後の難関カニのタテバイ🦀があります。

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